上野/国立科学博物館の宝石展へ。3歳1歳の反応
国立科学博物館の特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」に子ども達と行ってきました。子どもたちが移動する速度が速すぎてじっくりと観覧することはできませんでしたが…急いで回ったので特別展の所要時間は45分くらいでした…
じっくり見るならば大体2時間くらい目安で行けばいいと思います。
子どもたちの反応ですが、娘(3歳)は天空の城ラピュタに出てくる飛行石のような宝石を見つけて喜んでいました。
息子(1歳)はまだ宝石の良さが分からないのか広い展示室に驚いていました。
特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」のコンセプト
東京都の上野にある国立科学博物館ではいつもなにかしらの特別展を行っています。
今回の特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」のコンセプトは
「原石からジュエリーまで宝石のすべてが分かる展覧会」
です。
今回の特別展の開催期間は2022年6月19日までです。
会館時間は9時~17時です。
尚、4/22以降、毎週金曜・土曜及びGW期間(4/29~5/7)は夜間開館(20時まで)を実施予定とのこと。
現在、入場制限が行われており、オンラインでの日時指定予約が必要です。
現地での当日受付もありますが、不確実ですし、空き状況を調べる手間などを考えると事前予約をするのが無難です。
チケット購入方法については公式HPでわかりやすく案内があります。
私たちは「ART PASS」で、会員登録なしで、日時指定予約とチケット購入を行いました。所要時間は3分ほど。
当日はスマホの画面を提示するだけで入館でき、並ぶこともなく、快適でした。
展示は
・原石の誕生
・原石から宝石へ
・宝石の特性と多様性
・ジュエリーの技巧
・宝石の極み
の五つのテーマに分かれていました。
子どもたちが気に入った展示
・巨大アメシストのドーム
入場してすぐ、国内最大級のアメシストドームがお出迎え。娘は様々な角度から観察し、「エルサがくっつけたんじゃない?」「ここに黄色いのがあるよ」などと言っていました。
・第一会場の出口付近に展示されているティアラ
夫が「エルサが身に着けるようなティアラだよ」と言うと、「ママにも見せたい」と言ってくれたようで、離れたところで息子といた私を呼んでくれました。
・サファイアの比較展示
産地の異なる大きなサファイアが並んだ展示です。青く澄んだ石に感動している様子でした。
1歳の息子は、薄暗い博物館にテンションが上がり、展示物そっちのけで歩き回ったり、博物館の設備を指さしたりしていました。展示物に興味を持たせようと声かけもしましたが、1歳児にはまだ博物館は早かったようです…
会場を出て「宝石みるの疲れた」という娘と、建物の外で走りまわっていました。
最後に
今回の特別展は人気なためか、前日の予約の時点でほとんどの時間帯が予約で埋まっていました。
日曜に行きたかったので、前日土曜の夜に予約を取りましたが、16:00~、16:30~の回しか空きがない状況でした。早めの予約をオススメします。
授乳室、おむつ替え台について
日本館地下1階、食堂の中にあります。
地球館3階にあった授乳室と、たんけんひろば「コンパス」は、新型コロナの影響で閉鎖中でした。ご注意ください。
今回宝石展に行きたいと思ったのは、美しい宝石を展示するだけでなく、「宝石がどのようにして生まれるか」という視点が入っていることに魅力を感じたためです。
地球のエネルギーが多様な原石を生むことや、人間の手でさらに美しく磨かれていく過程を感じて欲しかったのです。
3歳1歳には難しい内容かもしれませんが、実際に色々なものを見せてやりたいという親心でした。
【おうち時間】3歳の娘とのお相撲さんごっこ。絵本『ちびすけ どっこい』との併用
今回は最近、3歳の娘がハマっている遊び、「お相撲さんごっこ」について書きます。
パパ~お相撲さんごっこしようよ~!!
いいよ~(今回は何回試合したら終わるのかなぁ)
我が家のお相撲さんごっこ
・どちらか倒れた方の負け
・娘が最後に勝たないと不機嫌になり泣くので最後は負ける
相撲の絵本「ちびすけ どっこい」
家族で図書館に行ったときに娘がおもむろに持ってきた本で、
「ちびすけどっこい」こばやしえみこ案、ましませつこ絵
という本がありました。
ページ数も10数ページで読みやすく、テンポも良く、内容も分かりやすくて子どもたちにも大人気でした。
最後に
「ちびすけどっこい」の最後に書いていたのですが、2歳半頃から、子どもたちは大人と相撲を取ってもらうのが大好きにようになるそうです。
お相撲さんごっこはスキンシップにもなる上、子どもの体力向上(疲れさせてお昼寝や夜の睡眠促進効果)も図れると思います。
この絵本に書かれているわらべうたのリズムでお相撲さんごっこをしてみてはいかがでしょうか。
国立感染症研究所が新型コロナウイルスのエアロゾル感染を認める。子どもたちへのコロナ対策への見直しについて考えてみました。
先日、国立感染症研究所が、新型コロナウイルスの感染経路としてエアロゾル感染を追加しました。
エアロゾル感染があるということは、一見、「より厳格なコロナ対策を講じないといけないのでは」と思う方も多いかもしれません。
しかし、中国のようにゼロコロナを目指すのか?
これ以上経済を低迷させ、少子化を加速させていいのでしょうか。また、子ども達が日常的にマスク着用を強いられ、様々な行事を諦める現状を許していいのでしょうか。
今一度、政府はコロナ対策を見直す必要があると思うので、特に子どもたちに強いているコロナ対策の中で、見直して欲しいことをまとめてみました。
新型コロナウイルスが発見された当初は接触感染、飛沫感染が感染経路だとして数々の感染症対策が取られてきましたが、このように新しい事柄がわかったのに一向に感染症対策は変更されません。
それどころか、子ども達にマスクを推奨し、半ば強制的にマスクをさせている現状に怒りがわいてきます。
エアロゾル感染とは
エアロゾル感染というのは、マイクロ飛沫、エアロゾル、バイオエアロゾルとも呼ばれる空気中をただよう微小粒子の飛沫内に病原体が含まれていて、この微小粒子を介して感染することを指しており、感染経路として「飛沫感染」と「飛沫核(空気)感染」を包含している用語で、エアロゾル感染は世界的に統一した定義や見解はないようです(一部には空気感染と表現している場合もありますが、いわゆる空気感染とは原理が異なります)
引用元
実は、2021年の時点で、WHO及び厚生労働省は「エアロゾル感染の可能性がある」との見解を出していたのですが、今回、国立感染症研究も同じような見解を発表をしました。
毎日新聞の記事を読む限り、換気を積極的に行うことが重要なんだろうと認識できます。
余談ですが、飛沫対策として取り入れられたアクリル板は、換気を妨げ、感染のリスクを高める場合もあるという指摘もあります。
「アクリル板」実は感染対策に逆効果だという衝撃 | The New York Times | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
見直して欲しい子どもへのコロナ対策
一律のマスク着用
今、日本では、外出しているほとんどの人はマスクを着用しています。
保育所でも3歳以上にはマスク着用を求めるところがあり、小学生以上の学生もマスクを着用しています。
マスク着用は厚生労働省が出している「新しい生活様式」に基づき推奨されています。
今では、三密(密接、密室、密集)とマスク着用、こまめなアルコール消毒等のコロナ対策は当たり前になっています。
しかし、子ども達、特に未就学児では正しくマスク着用できないので、保育所や学校でのコロナ感染を防ぐのはほとんど不可能ではないでしょうか?
というのも、エアロゾル感染するということは、感染者が呼吸をするだけで周囲に感染させるリスクが発生するということです。
子ども達に、コロナで重症化や死亡するケースがほとんどないのであれば、コロナと共存していく道しか残されていないと思います。
少し逸れますが、私には疑問に思っていることがあります。
確かにマスクには飛沫を防ぐ機能はありますが、2021年末にコロナ第5波が終息したときも国民はほとんどマスク着用していましたし、第6波の際も皆マスクしていました。
それなのにコロナは再拡大しています。
マスク着用を撤廃した国々も、マスクに関係なく増減を繰り返しています。
このことから、コロナ対策としては、マスク着用に大きな効果があるとは思えないんですよね。他の病気が減ったという話も聞きますが、検診控えで深刻な病気が見過ごされてしまったという話もあります。
先日行われたG7に出席した岸田首相もマスクしていませんでしたし(G7首脳会合及び各国首脳との会談等 | 首相官邸ホームページ)
アカデミー賞の受賞式でもマスクしている人はほとんどいませんでした。
今や海外ではマスクを着用している人は少数だと思います。
海外で行われるスポーツ中継を見ても観客はマスクしていません。それどころか、海外と中継を行っているアナウンサーもしていません。
子どもは保育所や学校でマスクを外すことができません。大人が変えていかなければならないと思います。
※子どもへのマスクに関する記事も書いているので良ければ見てください。
kabutomushimesu.hatenablog.com
コロナを理由にした行事や大会の中止
2020年2月頃から様々なイベントの開催の自粛が求められています。
現在、新型コロナウイルスが変異してオミクロン株が流行している状況で、新たな変異株の流行の兆しがあります。
これまで、変異株が発見されるたびに、過剰な対策をとることによって学生の部活の試合や修学旅行、遠足等のイベントが中止に追い込まれています。
子どもにはほとんど重症化しない新型コロナウイルスに対して、どうして一律に自粛やイベントの中止を求められるのでしょうか。
「高齢者に感染させるかもしれない」「より強毒化してるかもしれない」という意見がありますが、そもそも現在の日本では子どもは高齢者との接点があまりなく、大会もリスクの低い人たちしか参加していないはずです。そして、感染するのが怖い人は家にいればいいだけの話です。
強毒化を恐れるなら永遠にコロナ対策を取り続ける必要があるのですが、現実的ではありません。現に海外の国では規制を解除し始めています。
つい先日も高校野球でコロナ陽性者が出たチームの出場辞退というニュースがありました。
センバツ高校野球 広島商が出場辞退 チーム内でコロナ感染 | NHK | センバツ 高校野球
ラグビーも、濃厚接触者が出たというだけで出場辞退の勧告を受け、出場を辞退した高校もあります。
学生が部活に一生懸命打ち込んできた成果を出す機会すら奪われるのは理不尽です。
そして、その理由も大人の保身のためみたいなものだと、将来禍根を残しかねません。
東京オリンピックを開催できた実績があるのにそれを生かし切れていないような気がします。
コロナを理由に行事を中止するのを今すぐにやめるように政府は通達を出して欲しいです。
過剰なアルコール消毒
現在、日本中の至る所にアルコール消毒のボトルや機械が設置されています。
施設に入るとき、往々にしてアルコール消毒を求められます。
しかし、アルコール消毒が設置されている場所は、ちょうど未就学児の目線の高さくらい。目にアルコールが入ってしまう恐れがあり、注意が必要です。
なにより、大人より弱い肌にアルコール消毒を繰り返すのも悪影響な気がします。
最後に
日本では一度決められたことはなかなか変更されないという問題点があると思います。
新型コロナウイルスが発見されてから数々の変異株が出てきて、感染力が強まったものの致死率はかなり低下しています。
しかし、未だにコレラや結核などの感染症よりも強い隔離措置が取られ、PCR検査の陽性者は数日隔離され、また濃厚接触者についても隔離されます。
海外では、ノーマスクでの生活を行い、コロナに関する規制もだんだんと撤廃されている中、日本では未だに水際対策を続けていて経済の回復への道のりは遠いです。
経済への打撃と関連し、婚姻数と出生数は予想より下回り、少子化を加速させてしまいました。
せめて、子ども達に、当たり前の日常を取り戻したいです。
そのためには、私たちがコロナに関する認識を変えていく必要があるのではないかと思います。
関なおみ著の、『保健所の「コロナ戦記」TYOKO2020-2021』についての記事もよろしければ。
kabutomushimesu.hatenablog.com
築地から徒歩約5分!年齢別に楽しめる公園が隣接「中央区/築地川公園・あかつき公園」
築地場外市場から歩いて行ける距離にある「築地川公園・あかつき公園」をご紹介します。他ではあまり見られないユニークな遊具もあるので、子連れで築地に行くことがあれば是非!
築地川公園とあかつき公園について
築地川公園
所在地
東京都中央区明石町10ー2
最寄り駅
主な遊具
複合遊具×2、小川
幼児用施設
手洗い場、ベンチ
遊具について
複合遊具
2歳以下の子どもが遊べるような遊具と3歳頃から楽しめる複合遊具があります。
内容は、すべり台が多め。
地面も柔らかく、転んでもあまり汚れない素材です。乳幼児にも優しいと感じました。
あかつき公園
所在地
東京都中央区築地7-19-1
築地川公園と、道路を挟んで隣にあります。また、このあかつき公園も2つにわかれており、西側が「冒険広場」、道路を挟んで東側が「児童館側」。
最寄り駅
築地駅から徒歩約5分
主な遊具(児童館側)
ローラーすべり台、象形遊具、うんてい、鉄棒、上り棒、砂場、ブランコ、赤ちゃんブランコ、ジャングルジム、噴水
主な遊具(冒険広場)
ターザンロープ、幅広すべり台、タイヤ遊具、土管
幼児用施設
多目的トイレ、児童館が隣接
遊具について
児童館側
上り棒があるのが珍しいですね。なだらかで長めのローラーすべり台も人気でした。
バランスの良い公園で、赤ちゃんから大きい子まで、幅広く楽しめそうです。
ベンチやテーブルがたくさんあって、お昼ごはんを食べるならこちらがおすすめです。
お手洗いやごみ箱もあり、便利な印象。
日当たりも良く、かと言って日光がキツイ印象もありません。いい感じに木が生い茂っています。
冒険広場
ターザンロープや土管など、身体をめいっぱい使って楽しめるような遊具が多いです。4~5歳くらいから本格的に楽しめそうだと感じましたが、うちの3歳1歳もよく楽しんでいました。
日陰が多いので、夏も行けそうです。
この公園に行こうと思った理由
もともと築地で食べ歩きがしたいと思っていて、近くに良い公園がないかGoogleマップで探していたところ発見。実際行ってみたところ、3種類の公園が一度に楽しめて最高でした。(正確には2公園ですが)
個人的には、あかつき公園の冒険広場が特にヒットしました。あまり他では見られないユニークな遊具と、大好きなターザンロープが高ポイントです。
その他
近くに築地の場外市場があります。
我が家は、午前中に公園で遊んだ後に場外市場で食べ歩きをしています。
ただ、築地では幼児の食べられるものが限られているので、おにぎりを持参し、公園で食べてから築地へ向かいます。
余談ですが、築地で子どもが喜んで食べたものは以下の通りです。
・だし巻き卵
・えびせん
子ども達が海鮮を楽しめるようになったら、もっと頻繁に遊びに行きたいです。
子ども2人とコロナ自宅療養~食事編~7日分のメニューと、あって良かったもの
1歳息子が新型コロナウイルス陽性になり、外出を制限される生活が始まりました。
今回は、
・我が家の自宅療養中メニューについて
・買っておいて良かったもの等について
書いていきたいと思います。
メニューを考える上で
家族全員が濃厚接触者扱いとなり、ろくに買い出しにも行けない状況になりました。
初日にネットスーパーを利用して、牛乳や野菜、そしてお菓子を大量に購入し、自宅療養生活を乗り切ろうと考えました。
一週間のメニュー
朝 | 昼 | おやつ | 夜 | |
1日目 | 食パン バナナ |
たらこパスタ | フルーチェ | ペッパーライス |
2日目 | 手作りちぎりパン | 市販のピザ | 牛乳寒天 | 刺身、春巻き サラダ |
3日目 | 手作り食パン ハニートースト |
弁当 | フルーチェ | お好み焼き |
4日目 | お好み焼き | トマトリゾット トマトアボカドチーズ |
クッキー | ステーキ わかめサラダ |
5日目 | 保存食パン | ポトフ | 手製ゼリー | 天婦羅 そうめん |
6日目 | ハニートースト | おしるこ | クッキー | 冷凍餃子 揚げたこ焼き |
7日目 | 食パン バナナ |
サバ缶、ツナ缶 わかめサラダ、煮物 |
フルーチェ | ブロッコリーパスタ |
我が家の人気メニューランキング
1位:トマトアボカドチーズ
トマト、アボカドを一口大に切って耐熱容器に並べ、
チーズを乗せ、
オーブン210℃で20分、
焼きあがったらオリーブオイルと胡椒をかけて完成!
うちでは家族全員大好きなメニューです。野菜がたっぷり採れるのでよかったです。
2位:ブロッコリーパスタ
先日Twitterで、人気料理研究家、山本ゆりさんのレシピを拝見。
ブロッコリーをくたくたに煮込んでソースにしたイタリアのプーリア地方のパスタがめちゃめちゃ美味しい。にんにく、ブロッコリーの芯からも旨味が出るんで味付けが塩とチーズだけとは思えない!!アンチョビじゃなくベーコンで作ったけど十分美味です!!
— 山本ゆり(syunkon レンジは600W) (@syunkon0507) 2021年12月22日
1人分でブロッコリー100gも摂れるんで是非。 pic.twitter.com/eqrPHXfytA
くたくたになったブロッコリーは子ども達にも食べやすかったらしく、綺麗に完食。
ブロッコリーは今、求めやすい価格になっているようなのでオススメです!
3位:天婦羅、そうめん
天婦羅はとりもも肉とアスパラ、サツマイモを作りました。
普段はあまり揚げ物を作らないのですが、在宅時間が長いので思い切って作ってみました。子ども達はとりもも肉、サツマイモがお気に入りで、アスパラは大人で楽しみました。
あってよかったもの
・ゼラチン
・寒天
等のおやつ素材を、自宅待機が決まった時点で購入したのは大正解でした。
我が家では13時~15時はお昼寝の時間で、おやつのおかげか目覚めもぱっちりごきげんです。
最後に
自宅療養者への食糧品配送サービスも利用しましたが、とてもありがたかったです。
東京都のコロナフォローアップセンターへ電話依頼し、2日程で自宅へ。
量は1人分でダンボール3箱分。
内容は、水やポカリスエット、レンチンごはん、レトルト食品、ゼリー、おやつ、乾燥サラダ、ごまドレッシング、パスタ乾麺、パスタソース…
実用的なものばかりで、選んだ職員さんのセンスに脱帽です。
【二児育児】3歳1歳と楽しむおすすめのジブリ映画と子どもたちの反応
今回の記事では、うちの子ども達(3歳児と1歳児)に見せたジブリ作品とその反応について書きました。
小さい子どもへ見せる際、参考になれば幸いです。
おうち時間、どうしても子どもにテレビを見せる時間が増えてしまいがちです。
というのも先日、1歳の息子がPCR検査を受けまさかの陽性!!
息子は10日間の自宅療養。
同居の私、夫、3歳娘は濃厚接触者として、7日間の自宅待機。
長い長いおうち時間を余儀なくされました…。
息子の症状も軽く、辛そうでないのが救いですね。
個人的には、散歩に出られないのが大変です。外で遊ばせてやれないと、1日が長い。
というわけで、平日は1日に2~3回映画を見せています。
この自宅待機期間だけ…在宅勤務と自宅保育の両立のため…と自分を納得させながら。
作品について
となりのトトロ
総合評価:100点
集中度:最後まで集中して観ていた
影響力:強
・ベランダのチューリップへの水やりを、「明日には咲いてるかな!?」と楽しむようになった
・お弁当を、「サツキちゃんと一緒だ!」と喜ぶ
・まっくろくろすけでておいで~♪と歌う
・家を走りまわる
備考:1歳も気に入った様子で、サツキとメイがはしゃいでいるシーンや、レインコートを着たメイを見てキャッキャと笑っていました。
魔女の宅急便
総合評価:100点
集中度:最後まで集中して観ていた
影響力:強
・小さい箒にまたがり、飛ぶ真似をする
・キキのセリフを暗記し、会話の中で使う。「そんなことになりませんよーだ!」「素直で明るいキキはどこかへ行っちゃったみたい」「いい子だから言うこときいて!」「修行中の身」など。語彙も増えました。
・父が「このおばあさん、良いよね」と言うと「おばあさんじゃないよ。奥様だよ」と一蹴。
備考:1歳も気に入った様子で、キキが烏に襲われるシーンで大爆笑していました。最後の「がんばれ!がんばれ!」のシーンでは手を振って一緒に応援していました。
崖の上のポニョ
総合評価:100点
集中度:最後まで集中して観ていた
影響力:中
ポニョの話をたまにします。「保育園にポニョがいたらどうする?」「娘ちゃんもホットミルクに蜂蜜いれたい!」
備考:初めて観た時は、ポニョの父親を怖がっていました。
天空の城ラピュタ
総合評価:40点
集中度:洞窟で目玉焼きパンを食べているあたりでリタイア
影響力:なし
備考:「魔女の宅急便を見たい!」と主張する娘を宥めてラピュタを見せたという事情があり。娘の心を十分ひきつけた上で見せていれば、もっと楽しめたように思います。
1歳息子は、鳩にえさやりするシーンで大爆笑していました。
平成狸合戦ぽんぽこ
総合評価:50点
集中度:初めは集中しており、親に質問しながら理解しようとしていた。しかし地方の狸到着前にリタイア。
影響力:なし
備考:保育園の影響で、おばけや妖怪に興味を持っていたので、序盤は楽しんでいました。
もののけ姫
総合評価:20点
集中度:サンがたたら場を襲うシーンあたりでリタイア。
影響力:なし
備考:序盤、アシタカが戦で2人殺してしまったシーンで驚いていました。
最後に
子どもに作品を初めて見せる際、
・作品が子どもに合ったものかどうか
・いかに作品に興味を持って貰えるか
大人が確認したり、工夫したりすることが重要だと思います。
今回ご紹介した作品は、ジブリ作品の中でも、3歳1歳が楽しめるものをピックアップしたつもりです。(ラピュタ、ぽんぽこ、もののけ姫にはまらなかったのは誤算でした。)
また、トトロや魔女宅にはまっている娘に、新たな作品(うちの場合はポニョ)を見てみよう!と誘うには、相当のプロデュース力が問われました。
うちの場合は、
「ポニョの歌、知ってる?」「うん!(歌いだす)」
「(一緒に歌う)ポニョのお話があるんだけど、見てみる?」「こわくない?」
「こわくないと思うよ。一緒に見るから大丈夫。もしこわかったら止めようね」
といったやりとりがありました。
ジブリ作品は、大人になってから観ても楽しめます。他にも魅力的な作品がまだまだあるので、今回はまらなかった作品も含め、子の成長とともに一緒に楽しめたらと思います。
【歴史教育】3歳頃からの幼児教育でどのように歴史を教えていくのか
3歳と1歳を育てていて、歴史をどのように教えるか?考えることがあります。
幼児教育に「歴史」の項目はありませんが、日々の暮らしの中で興味を持って貰えるよう意識することはできますよね。
最近、ロシアがウクライナに侵攻したことにより、世界の情勢が急激に変化しています。
テレビやネットでもこの話題が連日取り上げられ、日本としてどのように対応するのか様々な議論が交わされています。
戦争を起こして人を殺してはいけないということは世界共通の認識だと思うのですが、
どこからが「戦争」なのか、それぞれの国の主張によって変わると思います。
歴史の認識は時によって戦争を起こすきっかけともなり得るのだと痛感しています。
今回は我が家で、子どもたちに日本の歴史についてどういう教育をしていこうか考え、方針をまとめてみました。
・ 歴史上で起こった事象について本人なりの考えを持つようにする
・ 歴史を暗記科目としてとらえないように試行錯誤する
学校での歴史教育
日本では小学3年生から「社会」の授業が始まります。
最初は「社会」の授業の中で地理について学び、その後、歴史について学んでいきます。
教育出版という教科書を作っている会社の資料を見てみると、歴史について本格的に学んでいくのは小学6年生からのようです。
※平成28年度用「小学社会」と「中学社会」の単元系統表
https://www.kyoiku-shuppan.co.jp/docs/h28chugaku/shakai_chiri/pdf/h28_shakai_pr1.pdf
歴史教育の重要性
過去から学べることがある
古代から近現代まで歴史を学んでいると、例えば以下のように、様々な学びがありますよね。生きていく上で役に立つことが多いように思います。
・人と人が争う要因
・近い国同士は仲が悪くなりがち
・経済には、低迷期と回復期がある
・選挙権は、行使する価値のあるもの
・文化の発展には社会情勢が大いに影響する
・価値観は変わることがある
・異なるバックグラウンドの人々がうまくやっていくことは難しい
・日本の資源だけではやっていけないので、他国と良好な関係を築くことも大事
・豊かな国は強い
※個人の感想です
自分の意見を言えるようになる
歴史を学ぶということは、事実を知り、自分なりに解釈することだと思っています。
歴史観は、人の数だけあって良いのです。日本国内でも、解釈の違い、立場の違いはありますよね。歴史を知らなければ、自分の意見もまとまりません。
特に国際化の進む昨今、自分の意見を持つことは必須スキルと言っても過言ではないでしょう。
また、海外の人と話していて、自国の歴史を聞かれたときに答えられた方が好印象なのは間違いありません。
我が家での「日本の歴史」の学び方の方針
知識も大事ですが、実際にその土地に行ってみてその土地の歴史について話してみることを意識しています。
今、3歳の娘にはまだ早いかもしれないですが、お出かけをするときはなるべくその土地のお話をするようにしています。
例えば、川越に行ったときは
「戦国時代に大きな戦いがあったんだよ」
「江戸時代は人がいっぱい住んでいて大きい街になったんだよ。何で人がいっぱいいたんだろうね?」
「お芋のお菓子が美味しいね!この辺でいっぱい採れるみたいだね」
という、駅の観光案内に書かれているようなことを伝えていました。
(私も夫もそこまで歴史に詳しくないので浅い知識ですが…)
遠くにお出かけに行く時にはその土地の歴史について多少なりとも勉強してから行くようにしています。
小学生や中学生のフィールドワークみたいですね(笑)
私自身、小学生のころ、家族旅行で黒部川ダムに行ったとき、
・ダムを作るのは大変で、作業員が亡くなる事故もあった
・ダムが出来たことで、水の安定供給が叶うようになった
などといった話を聞きました。
実際、大きな建造物としてのダムや、冬の富山がどれくらい積雪するのか(実際行ったのは夏なので写真でしたが)自分の目で見て、感銘を受けました。
「こんな豪雪地帯で、こんなにも立派なダムを作るのはさぞかし骨が折れたことだろう、ダムができることで多くの人に恩恵をもたらしたなら良かった」と感じたことを覚えています。
子ども達がもう少し大きくなってからは、歴史の授業が暗記科目だと思わせないよう、歴史に興味を持って貰えるような声かけをしたり、環境を整えたりしたいです。
子ども達の前で、夫婦間で「〇〇についてどう思う?」などと話し合ってみたり、
子どもの言うことにしっかり耳を傾けたり、
それとなく歴史漫画を置いてみたり。
日本の近代史(太平洋戦争あたり)の捉え方
例として太平洋戦争における日米の主張を挙げてみます。
日本の視点からだと、
・欧米から経済制裁を受けた
・日本にはアジア諸国の植民地支配を無くすという目的があった
・有色人種の差別撤廃
・日本も他の列強諸国と肩を並べるため、勢力拡大したかった
等、様々な要因があって戦争を始めなければならなかったというものになります。
アメリカ視点だと、
・奇襲で真珠湾を攻撃されたから
となるのでしょうか。
事実として、ざっくり書くと
ということになります。
日本からしたら本土空襲や原爆投下は非戦闘員を狙った非道な行いですが、
アメリカからすれば、戦争を早く終結させ、アメリカ兵の命を守るために仕方なく行った。そもそも日本から仕掛けてきたのだろ!
となるのです。
余談ですが、テレビでアメリカに留学している日本人が、歴史の授業について話していて
「(歴史は)事実を記憶する科目ではなく、事実に対して色んな解釈があることを理解する学問だと思った。」
と語っていて納得したことがあります。
最後に
一番は歴史の勉強を嫌いにならないで欲しいことです。
実際、学校の日本史や世界史では暗記することが多いと感じ、私はあまり好きではありませんでした。
しかし、実際に行ったことのある場所の話や好きな分野があれば、暗記もそれほど苦にはならないと思います。現に、私は大学を卒業してから司馬遼太郎の著書をいくつか読み、幕末時代に興味を持ち始めました。また、中学時代、国語の授業で学び好きになった「平家物語」と関連して、2022年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、アニメ「平家物語」など楽しく鑑賞しています。
歴史に興味を持てると、勉強がより楽しくなることをアラサーになって実感しています。
子どもたちが大きくなったときは今よりもっと海外との交流が盛んになっていると思うので、
自信をもって日本の歴史と自分の考えを他の国の人に伝えられるよう
になって欲しいです。
余談ですが、NHKBSプレミアム「映像の世紀」シリーズをオススメしておきます。
たまに放送しているので、録画して夫と鑑賞しており、「子どもが何歳になったら見せる?」と話しています。
ご興味があればこちらもどうぞ ↓