こんにちは!
おかげさまで仕事も納め、家で子ども達、夫と楽しく過ごしています。
さて、オミクロン株の市中感染が各地で報告されてきましたね。それに伴い数々の対策が取られていますが、あまりにもやり過ぎだという対策について思うところあるので、書いていきたいと思います。
厳しすぎる水際対策
・外国人の新規入国原則停止
・日本人の帰国については宿泊施設・自宅での待機
が、水際対策の柱でしょう。
自主隔離期間は、アプリ等で位置情報の報告義務もあります。一見、徹底しているようですが、ルールが厳しすぎるあまり、守らない人も少なくないというのが実情です。これって意味ある…?
14日間の自宅待機を経験した知人も辛そうでした。やむを得ない出張の多い人ですが、都度課される待機期間にうんざりしており、この政策を支持する人が多いことに落胆していました。
大学入試における、濃厚接触者の別室受験
先日、文部科学省が大学受験の際に、オミクロン株の濃厚接触者は受験を不可にするという指示を、各都道府県に出しました。後日、別室で受験可にするという方向に訂正されましたが、この一連の流れは大勢の受験生の動揺を誘ったと思います。
今回のオミクロン株は海外では重症化しづらいという報告が上がってきているのに、日本はまだ、オミクロン株は不明なところが多いといって対策の強化を行っています。日本で確認されたオミクロン株の重症者や死者の数を調べてみて欲しいものです。
また、一生を左右する受験に、濃厚接触者というだけでアクセスできないのは人権侵害ではないかと思います。今回、同じ飛行機、同じ学校というだけで濃厚接触者と認定されてしまっている中でこの方針は本当に愚策だったと思います。
「濃厚接触者」とは別に「接触者」の定義を作ったこと
厚生労働省が「濃厚接触者」とは別に「接触者」として検査を呼びかけることを各都道府県に通知したようです。
「接触者」とは感染者と学校や職場で座席が近い人や日常的に滞在する部屋が同じ人、寮などで食事などを共有している人のことを言うそうです。
この「接触者」に、検査の実施や不特定多数との接触を避けるように求めるそうです。
このことを知り最初に思ったことは、「また、保健所の仕事が増えて大変になるんだろうな」ということです。濃厚接触者の追跡に業務が追い付かなかったことは記憶に新しいのに。それより広い範囲を追跡することは実務上不可能なのではないかと思います。
また、職場によっては任意の検査でも実質強制になってしまう恐れがあり、そのため、仕事が回らなくなってしまう恐れがあることを危惧してしまいます。
いったい何のために無症状の人や接触者の行動を狭めるようなことをするのか疑問に感じます。
まとめ
これらの対応の原因は岸田首相のオミクロン株対策の「やりすぎのほうがいい」という方針の弊害ではないかと思います。
未知の事柄に大きく構えることは大切だとは思いますが、新型コロナウイルスが発見されて約二年経ち、いくつもの変異株が発見されてきました。それらの経験をすべて無視した対策を講じることは科学を否定しているように感じます。
出口戦略を考えないまま行き当たりばったりの対策をしているようにも感じます。
新型コロナウイルスを脅威に思う層には支持されているのでしょうが…。それぞれの政策が本当にコロナ対策として有効なのか?そもそも、コロナ対策にそこまで力を入れるべきなのか?(個人的には、菅元首相がワクチン接種を推進したことは良かったと思っています。然るに支持率がいまいちだったのが不思議でなりません。)
支持率も大切だとは思いますが、データを重視した政策を行っていって欲しいです。