令和を駆け抜けるOLの育児日記

30代OL三児育児中。共働き。ブログテーマは子育て、お出かけ、節約、株。

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ワンオペ育児に従事する人を減らすために、私が考えること。

こんにちは。ワンオペ育児について、考えることが増えました。

 

一人で育児を抱え込むことで余裕がなくなる。子にも保護者にも良いことはないですよね。

何か悲しい事件が起きると、「周囲に頼れなかったのか」「もっと早くSOSを出していれば…」。

ワンオペ育児の状況を減らすには、何が必要なのか。

・現状、育児を担えていない親の育児参加を促す

・支援制度の拡充

この2つの観点から、私なりに考えてみました。

 

 

 

 

 

 

親の育児参加を促す

長時間労働に従事し、育児したくてもできない親。こうした人のパートナーは、必然的にワンオペ育児を担っています。親がもっと家庭で活躍できるようになれば、ワンオペ育児人口も減るでしょう。

そのためには、更なる働き方改革が必要です。

・業務時間が短縮され帰宅時間が早まる

(理想は、業務効率化による短縮。給与は減らない)

・中抜けや時差出勤を推奨するなど、より柔軟に時間を使えるようになる

こうした改革が進めば、親たちも育児を担いやすくなるのではないでしょうか。もちろん、業種によっては難しいかもしれませんが、経営陣には是非、どうすれば実現でき、働きやすくなるか考え、新しい風を吹かせる努力をしてほしいと思います。

つねづね考えているのですが、多くの企業で基準とされる8時間労働は長すぎませんか。

特に子どもを育てるには、この勤務時間では無理だと思います。是非ここから見直していっていただきたいです。

現在、私は出勤を1時間遅らせ、退勤を1時間早め、計マイナス2時間の時短勤務をさせてもらっています。拘束時間は10時-17時。18時に夕飯、20時過ぎに就寝。平日はギリギリです。

子どもを寝かせる時刻、家族で過ごす時間、もろもろ考えると、

個人的には、16時退勤がベスト

だと思っています。ちなみに、このケースは子2人とも保育園児。小学生になれば、またベストな退勤時刻は変わってくるでしょう。未知の世界です。

また、賃金の話ですが、当然、フルタイムから時短に変更すれば給与は下がります。時短制度があるからヨシ!ではないのです。給与が下がるくらいなら今のままでいいや…ってなっちゃいますよね。

業務時間を短縮しても給与が減らなければ、多くの人は、早く帰れるよう業務効率化をはかるのではないでしょうか。フルタイムの勤務時間見直しは私の悲願です。

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早く帰れたら子供達との時間もふえますよね



 

支援制度の拡充

育児支援制度の中で、ワンオペ育児の状況を打開できそうなものを、以下に挙げていきます。(自治体にもよります)

・児童館や保育園の一時預かり保育

・依頼会員、支援会員ともに登録制「ファミリー・サポート・センター」

・派遣型保育サービス

・宿泊型預かり保育

・民間のシッターサービス

大変ありがたい制度です。私は利用したことがありませんが、実際助けられている人もいるのでしょう。

しかし、これらに共通するのは「事前登録制」ということ。登録には、毎月2回開かれている説明会への参加が必須、という条件がある場合もあります。私は第一子妊娠中、この条件をみて諦めました。支援を受けるのも楽じゃないという感想です。

困った時、かけつけて助けてくれるような存在があればな、と思います。

ただ、制度が整っていても、「子どもを他人に預ける」ことに抵抗のある場合もあります。

「育児は親、家族が担うもの」といった固定観念があるか、「そもそも自分のパートナーが育児に参加できない。まずはこちらを改善したい」といったところでしょうか。預けた子どもがシッターに虐待されてしまったという事件もあったので、そうしたリスクを避けたい場合もあるでしょう。

支援制度には、まだまだ改善の余地があると思います。

 

 

ワンオペ育児当事者として

私は月に8日程度、夫の仕事の関係で、ワンオペ育児に従事しています。それ以外は夫と2人で子どもを見られるので、恵まれている方かもしれません。こんな私でもワンオペ育児は辛いと感じます。

私の場合は特に、子ども達の要求を十分に満たしてやれないことが辛いですね。

心ゆくまでだっこしてほしい、ねんどやハサミ、絵具で遊びたい、それぞれの年齢に合った絵本を読んでほしい。このような些細な要求も、大人1人だとなかなか叶えてやれないのです。子ども達どちらか一方に我慢させてしまうことがあり、申し訳ない。

次点で辛いことは、単純に手が足りず、バタバタすることです。

一方のおむつを替えているときに、もう一方がクレヨンを食べようとしている…

一方のごはん介助をしているとき、もう一方が「トイレに行きたい!」と走る…

床に漏れたおしっこの処理をするのが先か、ギトギトの手を洗うのが先か?

シッターさんに来ていただくほどでもないけど、今ここに夫がいて、チョイと手を貸してくれたらなあ…という場面は、育児をしていればいくらでも訪れます。

 

今、育児に従事している皆さん。日々本当にお疲れ様です。

少しでも子育てがしやすくなるよう、選挙に行くのも大事ですね。子育て世帯はもはやマイノリティなので、投票率を上げて、声をかき消されないようにしていきましょう。

もう締め切りを過ぎてしまいましたが、↓の記事のようなアンケートにも積極的に答え、当事者として意見を表明していきたいと思ってます。今後もアンテナを張っていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

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