上野/国立科学博物館の化石ハンター展へ。3歳1歳にどう興味を持たせるか。
国立科学博物館の特別展「化石ハンター展 ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣」に子ども達と行ってきました。
3歳長女が途中で飽きて「帰ろう」と言い出してしまったので特別展の所要時間は30分くらいでした…(その後、常設展の科学のコーナーで色々体験して楽しんでいました)
じっくり見るならば大体1時間くらいの目安で行けばいいと思います。
子どもたちの反応ですが、娘(3歳)は最初は大きい骨格標本に興味を示していたものの、ちょくちょく飽きていました。親があれこれ解説すると、少し興味を示すような場面もありました。
息子(1歳)は大きい化石に興味を持ち、目を輝かせて鑑賞していました。
特別展「化石 ハンター展」のコンセプト
東京都の上野にある国立科学博物館ではいつもなにかしらの特別展を行っています。
今回の特別展「化石 ハンター展」のコンセプトは
「化石を発掘、調査する化石ハンターの活動や成果の発表」
といったところでしょうか。
今回の特別展の開催期間は2022年10月10日までです。
会館時間は9時~17時です。
現在、入場制限が行われており、オンラインでの日時指定予約が必要です。
現地での当日受付もありますが、不確実ですし、空き状況を調べる手間などを考えると事前予約をするのが無難です。
チケット購入方法については公式HPでわかりやすく案内があります。
私たちは「ART PASS」で、会員登録なしで、日時指定予約とチケット購入を行いました。所要時間は3分ほど。
当日はスマホの画面を提示するだけで入館でき、並ぶこともなく、快適でした。
展示は
・伝説の化石ハンターの誕生
・アンドリュース、ゴビ砂漠への探検
・アンドリュースに続け、世界の恐竜ハンター
・アンドリュースが追い求めた哺乳類の期限
・挑戦の地チベット高原へ
・第三極圏の超大型獣に迫る
の6つのテーマに分かれていました。
子どもたちが気に入った展示
・プロトケラトプスの骨格
小さくて可愛い!と面白がっていました。「これくらいなら家でも飼えそう」と思ったようです。展示物の写真を撮りたがるのは今回が初めてでした。
・恐竜の卵の化石
そもそも恐竜が卵から生まれることを知らなかった子ども達。興味深げに見ていました。
・チベットケサイの生体復元モデル
特に手前の、子どもサイを可愛がっていました。
個人的な感想ですが、哺乳類がどのように進出していったかについて一石を投じる説を初めて知り、勉強になりました。研究が進み、私がかつて学校で学んだ内容も現在は変わっているようで、未だ発展を続ける人類の叡智の素晴らしさを感じました。
最後に
今回の特別展は、前日の予約の時点ではどの時間帯でも空いていました。
日曜の開館の時間に行ったのですが空いていて、ストレスなく館内を回ることができました。
授乳室、おむつ替え台について
日本館地下1階、食堂の中にあります。
地球館3階にあった授乳室と、たんけんひろば「コンパス」は、新型コロナの影響で閉鎖中でした。ご注意ください。
今回の化石展は未就学児にとっては少し、難しい内容だったかもしれません。
特に上の子には、展示物の説明をしなければ、興味を示さなかったのがほとんどでした。私が子ども達に解説したのは以下のような内容です。展示をみるにも、ある程度の知識がないと関心を持てないのも無理はありません。
・砂漠とは
・探検家の仕事や道具
・昔の生き物が地面や岩などから見つかることがある
・骨の一部からでも、どのような生き物だったかある程度は想像できる
・地面(地殻)は動いている
今回の特別展のコンセプトとは違うと思いますが、子ども達には実際に化石を発掘するなどの体験のようなものがあったら、もう少し関心を持てたかな?と思います。
ちなみに、せっかく鑑賞した展示内容をもう少し子ども達に印象づけたくて、売店でおみやげを購入したところ、大成功!うちで大変盛り上がったのでご紹介します。
小さなたまごが4個入っており、たまごを水に浸けて24時間経つと恐竜が孵化するというおもちゃです。24時間と記載あるものの、うちでは5時間ほどでたまごにヒビが入り、子ども達がこじ開けて中身を出していました。
・恐竜がたまごから生まれること
・じっくり待つ楽しみ
・命が生まれる瞬間の感動
・お世話する喜び
などなど、学びも多く、買って良かったです。
博物館の売店ではプチ4個入り/中ぐらい1個入り/大1個入りの3種類がありましたが、うちは子どもが2人で分けられそうな4個入りを選びました。
どれも350~400円程度で、リーズナブルな価格なのも嬉しいですね。
※水中で恐竜が少し膨らむので、誤飲にはお気をつけください!大人が見ているところで遊ばせた方が安心です。