令和を駆け抜けるOLの育児日記

30代OL三児育児中。共働き。ブログテーマは子育て、お出かけ、節約、株。

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二児育児をしていて「三人目育てるのは厳しい」と感じるとき。

このままでは日本は無くなってしまうのではないのか?

日々ニュースを見ていて、そう思うことは多々あります。

www.nikkan.co.jp

今回は日々の生活の中で「子どもを3人目育てるのは厳しい。諦めよう」と感じる瞬間と、その対策やこうだったらいいなぁと思うことについて書いていきたいと思います。

 

 

 

 

子どもたちと外出したとき

現在、うちの子どもは3歳と1歳。下の子もテクテク歩くようになり、大人1人では子ども2人をカバーしきれないと感じます。(保育士さんは一体どうしているのか…尊敬しかありません)

想像してください。爆走する3歳と、虫を観察してじっと動かない1歳。大人1人でどうしましょうか。

遊具のない広い公園でも、子どもが人にぶつからないか?

目を離したすきに片方が行方不明になったら?

幼児のうちは特に目が離せません。2人でもこうです。3人に増えたらどうなることやら。対策としては以下が考えられますが、あまり現実的とは言えません。

・大人が2人以上いるときにしか外出しない

・上の子が大きくなったらある程度は目を離せると希望を持つ(未知の世界)

 

退勤後のワンオペ育児に従事しているとき

厚生労働省の定める就業時間は1日8時間、概ね9時~17時。

都内では通勤時間平均約50分(片道)とのデータもあります。

通勤時間も含めると、拘束時間は24時間のうち少なくとも10時間。

皆が皆、定時に帰れるわけでもありません。

仮に17時に帰れたとしても、ここから保育園へお迎えに行くとなると、帰宅してからは夕食・風呂・すぐ就寝時間となり、子どもとゆっくり過ごすゆとりはなかなか持てません。

こういうこともあり、片方の親が(女性が多いですね)時短勤務を取得するか、もしくは専業主婦を選択する家庭が多いです。

そうすると必然的に一方がワンオペ育児に従事する割合が高くなります。

子どもの面倒をみるのに、大人1人だけではよくないなと日々痛感しています。

 

特に夕方以降の育児(夕食・風呂・歯磨き・寝かしつけ・翌日準備・子との会話など)を大人1人で担うのは大変です。

夫婦2人で夕方以降の育児を分担できるよう、帰宅時間が早められたら良いですね。

そのためには労働時間の短縮が欠かせません。

企業には人員の補充や業務効率化を、国には現行制度見直しを求めたいです。

 

また、シングル家庭や、帰宅できない職種の方など、家庭により事情は様々ですから、ヘルパー人員の派遣をより気軽にできるよう制度を整えて欲しいなと思います。こちらは自治体に求めることでしょうか。

 

 

将来の進学などを考えた時

なんといっても教育費です。

将来、子どもが行きたい道を見つけたときに支えたいと思う親は多いでしょう。

家族計画を立てる際、「教育費を負担できるか」は避けては通れない問いです。

 

大学の学費が年々上がっているのは有名な話ですね。

2010年以降、高校無償化制度が始まり負担は減ったようにも思いますが、この制度には所得制限もあります。

受験や留学を選択する場合、教育費はさらに膨れ上がります。

 

素人考えですが、以下のような支援があるといいなと思います。

・学校で発生する諸経費(給食費、備品費、イベント費?)を税金で賄う

現金給付よりも、子どもへの直接支援となります。

 

・年少扶養控除の復活

同居する親族を養う場合、扶養控除(支払う税金が戻ってくる制度)があります。扶養対象は高齢者や障碍者が主です。

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が、16歳未満の子どもを扶養する家庭には控除がありません。

代わりに児童手当が支給されていますが、金額は満額でも以下の通りです。

3歳未満は1.5万円/月、3歳以上~中学生は1万円/月 ※所得制限あり

幼児を1人養育する家庭の場合、受け取れる金額は

児童手当満額1.5万×12か月で18万円に対し、

年少扶養控除があった場合は38万円。

年少扶養控除が無くなったことにより、ざっくりですが20万円/年も損していることになります。この制度を復活させれば、立派な育児支援となるでしょう。

 

最後に

日本の少子化問題は、かなり深刻な問題だと思っています。

人口の減少は内需縮小につながり、経済が低迷する要因となります。

「成熟した国では子どもにかける教育費が上昇するため少子化が進むのは当然」との分析もありますが、現代日本では経済的事情から結婚を諦める人も少なくありません。家庭を持ちたくても持てない、子を育てたくても育てられない。体感としては、このような消極的理由から少子化が進んでいるように思います。

果たして今後も豊かになる見込みがあるでしょうか。

 

優先的に解決すべき課題であるならば、子育て支援には予算を割くべきでしょう。

しかし少子高齢化に伴い、選挙では若者の声が届きづらく、政策も高齢者優先になっています。(選挙のための政策を選択するのではなく、日本のためを思った政策を切に願います)

そもそも日本は、子どもを大事にしようという社会でしょうか?

子どもの発達や健康面への影響も考慮せず、幼児にすらマスク着用を求める社会。

憤りを感じることが多いです。

 

テスラCEOのイーロン・マスク氏も、Twitterで日本のことについて発信して話題になりました。

これからも、改めて少子化問題について考えを深めていきたいと思います。

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