令和を駆け抜けるOLの育児日記

30代OL三児育児中。共働き。ブログテーマは子育て、お出かけ、節約、株。

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コロナ禍における妊娠・出産・子育てを振り返って

こんにちは。

緊急事態宣言まで発令されるほど猛威を振るっていた新型コロナウイルスも落ち着いてきましたね。

ワクチン接種も進み、飲み薬も供給の目途が立ったとのこと。

勤め先も出社率を40%から60%程度へ引き上げる方針となり、このまま在宅勤務できる日が少なくなっていくのでは…と心配しているところですが、コロナが落ち着き、これまでの日常が戻りつつあるのは非常に喜ばしいです。

 

私の第二子妊娠・出産はどっぷりコロナ禍に浸かっていました。第二子の妊娠がわかり大喜びしたのは2020年1月、出産が同8月。

今回はコロナ禍ならではの苦労した点や良かった点を振り返っていきます。

 

・在宅勤務による負担軽減

妊娠中、勤め先に「在宅勤務」が本格導入されました。確か2020年3月ごろです。私は妊婦ということで特に配慮していただき、月2、3回程度の出社に抑えることができました。通勤退勤の疲労が軽減される上、勤務中に身体が辛くなったら周囲の目を気にせず横になれたので、大変ありがたかったです。

第一子の時はつわりや切迫早産で2ヶ月ほど仕事を休んでしまったのですが、第二子の時は妊娠33週まで働くことができました。

 

・緊急事態宣言発令に伴う保育園登園自粛期間があった

登園自粛期間は2020年4月初旬~5月下旬までとかなり長く、その間は自宅保育しながら在宅勤務していました。当時娘は1歳6ヶ月ほど。興味のあるものに突進し、説明しても理屈が通じない頃です。重い身体に進まない仕事、娘を満たしてやれない罪悪感、、、正直、大変すぎて発狂しそうでした。

夫の休みと重なる土日に子どもを託して出社し、やり残した仕事を済ませていた記録もあります。

 

・マスク着用による子どもの情緒への影響についての不安

感染対策やエチケットとしては必要なことですが、保育園でも、外出先でもほとんどの人がマスクを着用しています。マスクでほとんど顔が見えないと、口の動きや表情の変化、喜怒哀楽といった感情の変化を学ぶ機会が減ってしまいます。今後の発達に影響しないか不安です。

 

・妊婦検診付き添い不可、出産立ち会い不可、入院中の面会不可

不可、不可、不可…。病院により対応に差はあります。私は検診~出産まで総合病院にお世話になったため、特に厳しい対応でした。人によっては辛かったのではないでしょうか?

妊婦検診の付き添い不可…我が家では特に問題なし。少し寂しかったくらいです。

出産立ち会い不可…第二子だったのもあり問題なし。マスクを着用しての分娩も、思ったほど辛くはありませんでした。陣痛は普通にめちゃくちゃ痛かったです。

入院中の面会不可…特に問題なし。むしろ気楽に休めて良かったです。新生児の世話に専念しつつ身体の回復に努めました。困ったのは上の子に1週間も会えず寂しかった点、洗濯物を持って帰ってもらったりができないので、荷物が多めになってしまった点くらいです。入院時の送り(父)、退院時のお迎え(夫)は可。荷物が多かったので助かりました。

 

・催し物の中止、公園の閉鎖

私は2021年4月下旬に職場復帰するまで育休を取得し、育児に専念していました。

育休中は児童館のベビーダンス講座やリトミック講座を申し込んだり、自治体主催の母子交流会に参加したりと、それなりに充実した日々を過ごしていました。しかし度重なる緊急事態宣言により中断されてしまった講座もあり、仕方ないことと頭ではわかっているものの、残念に思いました。

また、外出自粛により公園が閉鎖され、自宅で遊ばせるしかない時期もありました。子どもが幼いため大きいお子さんを持つ家庭ほどの影響はなかったものの、のびのび遊ばせてやりたいのに叶わないもどかしさがありました。

 

・保育園にコロナ陽性者が出て、上の子がPCR検査を受け、1週間登園自粛

自宅保育再びです。PCR検査の結果が出るまでの2日程は外出も自粛で、なかなかしんどかったです。

また、この影響で下の子の慣らし保育が2週間から1週間に短縮したのも想定外でした。「慣らし保育は預け始めの突然死対策になる」という話を聞いていたため、期間を長めに設けておいて良かったです。当時8ヶ月の息子も1週間でよく保育園に慣れてくれました。

 

最後に

コロナ対策として働き方改革が進み、在宅勤務など制度が整ったのは大きな進歩です。

一方、コロナ禍に生まれた下の子は、上の子に比べると色々な機会を逃しているように感じてしまいます。保育園は極力自粛期間を短くしようと努めてくれ、出来る範囲内で子どもを楽しませてくれようと模索してくれています。父母と一緒に育児する!という姿勢で努力してくれていることが感じられます。それでも保育園の行事は未だ中止・縮小傾向にあります。

ワクチン接種が進み、コロナウイルスでの死亡率も低下し、陽性者も激減している中で、国民の行動規制が融和されていますが、相変わらず、様々なコロナ対策がとられています。おそらく下の子は先生の素顔を見たこともありません。。。子どもは大人に比べコロナで重症化しづらいことが分かっているので、早くいままでのような運動会や遠足などを行えるようになればと思います。

政府や地方自治体から何らかの声明が出て、コロナ流行前の日常が戻ってくるよう願っています。